海外移住に失敗する人の共通点
海外移住を目指して日本から出てきました。
移住を目指しているので、個人的には海外移住に対しては肯定的です。
海外に出てきて僕と同じ様に、移住を目指す人たちも見てきました。
移住を諦め、途中で帰国する人たちも多く見てきました。
また、無責任に移住を斡旋し手数料収入を得ている業者もたくさんあります。
自分もまだ、永住権を取得した訳ではないので、自分も完全に移住に成功した訳ではありません。
そんな中で移住に失敗してきた人たちの共通点をまとめてみました。
大きく分けて下記4つの共通点があると思います。
・理想のみを求める
・自己分析が出来ていない
・スキルが無い
・英語が出来ない
《理想のみを求めすぎる》
実際に海外にいる日本人と話をすると、日本の会社がブラックだとか、長時間勤務に耐えられない、ワークライフバランスが取れないという事をよく聞きます。
僕が住んでいるニュージーランドは、周りから見れば羨ましく見える様です。
ここに住んでいる日本人にも日本での仕事が辛かった為、日本に戻りたく無いという人が多くいます。
確かにニュージーランドは基本的に残業はありません。
また、有給も連続で取得出来たりと日本に比べていいと思います。
ただし仕事は楽ではないし、時間内に仕事を終わらせることが求められます。
物価も高いし、日本と同水準の給与を稼ぐ事も簡単ではありません。
理想だけを求めず、現実を見ないとうまくは行かないでしょう。
《自己分析が出来ていない》
海外で仕事をしていく上で、自分は何が得意で何が苦手かを分析すること必要です。
海外就職には過去の職歴や経験が大切です。
経験もないのに周りの人に勧められ、キッチンハンドとして仕事を始めたものの、給与も上がらない、スキルも身につかず時間だけが過ぎ、ビザの更新が出来ず帰国した人も多く見てきました。
また、全く過去の職歴・経験と関係のない勉強をし、せっかく卒業したのに就職出来ない人達もいました。
自分が何が出来るのか、よく分析することが大切です。
《スキルが無い》
海外で働くということは日本で働くよりも難しいです。
言葉の面でもネイティブスピーカーには勝てないし、本気で移住を目指して来た人たちとも競争しなければならない。ライバルがたくさんいます。
そんな中でスキルがないと勝ち残っていくのは難しいです。
《英語が出来ない》
そもそも英語が出来ないと就職の土台にすら乗らない事が多いです。
日本で日本語が出来ないけれど雇って欲しいと言われたら、採用するでしょうか。
英語が苦手でも他のスキルでカバーが可能な事もあります。
ただし英語が出来た方がいいに決まっています。